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【6】

島 信博 富山県開業

スプリントと矯正治療を併用した咬合治療の一例

頭痛、肩凝りも改善し、患者さんの第一声は「先生、アゴが真っ直ぐになりました」であった。術前の顔写真(図2)とスプリント装着時の顔写真(図5)を比較しても正中が揃っている。さらに咬合調整を続け、咬合の安定を図ったあと、スプリントをテンポラリークラウンに置き換え、矯正治療に移行した。

治療の経過とともに冷え性の改善も見られた。現在は最終段階に入っており(図7)、咬合が安定した後に補綴治療に移行する予定です。
ここで重要なのは従来の治療とは異なり、患者さんに与える咬合に全身のバランスを考慮したということです。

簡単に言えば正しい姿勢であり、基準となるものは重力であり、重力線であります。あの有名なボッセルトは下顎位を姿勢維持位と表現して、体位、頭位と密接な関係があると述べています。

とかくテクニックが先行する現代の歯科医療の中で、狭い口の中ばかりでなく、一歩さかって患者さんの全身を診ることが必要かもしれません。

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