
|
【6】 |
| 島 信博 富山県開業 |
 |
スプリントと矯正治療を併用した咬合治療の一例
全身を考慮した咬合治療、それが現在私の日常臨床に組み込まれ、ライフワークとして大きなウエートを占めています。
そもそもこの咬合治療に興味を持ったのは今から19年前に、銀座で開業されていたある先生の元で勉強させていただいた時でした。
義歯を作るため入院中の病院からご主人に抱きかかえられて50代前半の患者さんか来院してきました。
その御婦人の口に総義歯が入ってからはみるみる元気になり、青白で、気力もなく寝巻き姿で抱きかかえられてきた人が、義歯調整をする頃には化粧もして一人で通院されるようになり、非常に驚いたことを覚えています。
義歯によって正しい咬み合わせを与えると人間の身体がこんなにも変わるのかと驚かされました。当時は全身との関連についてあまり語られていませんでしたから理由はわかりませんでした。 |