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【3】

小林八洲男
長野市開業、BBO研究会副課長、
朝日大学歯学部口腔生理学非常勤講師


生体の歪みを正す咬合治療

初めに上顎の歯列を上顎基準まで削台します。これは下顎骨は好ましい機能を有する上骨に沿って移動していくものでBBOでは、上顎の平面(咬合平菌可の見直しは調整時には毎回必要な操作であります。写真1) 2)は上顎のシーネと下顎BBOのスプリントです。頭部を、脳頭蓋、顔血眼蓋、下顎体と三つに大別して各々の正中や位置を確認すると左右差があり、位置偏位が判断できます。このことは、頭蓋骨(特に側頭骨や蝶形骨)下顎体や頚椎にさえ歪みがあることを示しているのです。そこでこれらの歪みをとることが先決であり、そうすることによって少なくとも現状より良好な結果を生むことになるのです。その時のワックスバイトは噛み切らないバイトを採得することが大切です。もしバイトを噛み切ってしまうと特定の歯の歯根膜センサーが動き顎運動を制限してしまうため上下顎の歯牙が一次接触をした部位を支点として下顎骨が回転偏位をおこしてしまいます。

写真1)上顎のシーネ 写真2)BBOのスプリント

今回、この患者様のスプリント調整は、装着時から三回までは一週間ごと、四回から七回までは三週間ことのを三カ月かけて調整。その後、スプリントを再製作し装着、以降三カ月に一度の調整を二年間線り返しました。写真3) 4) 5) 6)はその時の状態です。臼歯部が大きく離閉じているのがおわかりかと思いますが、この隙間が頭蓋骨の歪み、頚椎の歪みが咬合面上に現れた状態で、決して歯牙が歯槽骨内に埋入したわけではありません。

写真3)2年後の状態
写真4)スプリントをはずした時の状態
(右側)
写真5)2年後の状態
(左側)
写真6)スプリントをはずした時の状態
(左側)

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