BBO研究会
BBO研究会

BBOとは?

セミナー

入門コース

BBO概念

研修会場

会員名簿

学会論文

ご案内図

噛み合せ図

HOME

受講申込先
お問い合わせ先
*BBO研究所*
〒351-0007
埼玉県朝霞市岡
1-17-18
ホープデンタル
クリニック内
TEL 048-463-9586
TEL 048-462-4183
FAX 048-466-1638
メールはこちらからどうぞ


からだネット かみあわせネット

【3】
小林八洲男
長野市開業、BBO研究会副課長、
朝日大学歯学部口腔生理学非常勤講師


生体の歪みを正す咬合治療

16歳男性の患者さん

BBOセミナーを受講して約二十年になります。当時はまだ日常の臨床において、生体と咬台の関係についてはほとんど話題に上っておらず、咬台論についても、中心位は顎関節高の前壁か?中央か?後壁か?の論争に明け暮れていた時代でした。

BBOの山田先生は「生物現象の多くは重力の制約を受けているため、下顎体は常に地球上の引力に影響を受けている状態にあり、また車力の方向が頭位と大きく関係してくるので口腔の諸問題は頭の位置、姿勢、下顎との密接で直接的な関係を考慮せずには効果的な治療をすることができない」といった内容の講演で、その時はよく理解することができませんでした。受講後、再度医局時代に買った本を読みなおすと、ポッセルトやドーソン、ケルバーなど、いわゆる歯科のバイブルといわれた者の名著には前記の事柄が書かれていて、つくづく勉強の難しさを実感しました。

我々は大学で、顎運動は下顎頭が中心であり、すべてそこから派生した咬合理論を学んできました。そのため咬合理論は難解なものになってしまい、なかなか生体と結びつかないのが実情です。

口腔生理学の分野では、咬合、咀嚼時には、第二頸椎歯突起が力学的な中心として極めて重要な役割を果たしていることがすでに動物実験で認められています。つまり咬合の変化(咬合平面の変化)は頭位の変化として現れ、その変化は骨盤内の仙骨が拮抗することで対応しています。その結果、頭位=上顎の咬台平面の歪みを取り除くことで咬合と腰痛の関係が繋がりました。

また、頭蓋骨に歪みや動きの異常が出ると、何らかの症状が現れます。物理の基本的な法則で特に「構造的歪みは機能の低下を及ぼす」という法則はもちろん、頭蓋骨にとっても例外ではありません。咬合力を利用して頭蓋骨(特に蝶形後頭底結合)の歪み、頸椎の歪み等を正すことにより脳神経の圧迫、血流の異常、脳脊髄液の流動異常、硬膜の緊張等の改善がはかられることを知り咬合による頭蓋骨の歪みが全身疾患と密接に関係していることを理解しました。そしてこの歪みをとるための手段が種々なスプリントであったわけです。

| -1- | -2- | -3- | -4- | 次へ |