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生体の歪みを正す咬合治療
全身の健康を蘇生する 開業30年の臨床を糠返て見て、10年ぐらい前から私は患者さんの為なっているのだろうか悩むことが多々ありました。 特に咬合については、大学で学んで以来38年間臨床を通して勉強をしてきたつもりですが今だ咬合はこれだというものがございません。 咬合学会、講習会、雑誌等でも統一された理論がなく、各人各様でやっているように思われます。私は過去補綴治療終了後顎関節症になって来院した患者さんが5人ほどいましたが、ほとんど大学病院に紹介して何とか誤魔化していました。しかし顎関節症が治らなく私にすがってくる患者もあります。私なりに今までの教わった治療法を駆使して何とか治そうとしましたが治らなく、仕方なく顎関節で有名な臨床家の先生にお願いしたりしましたが良くなりませんでした。 92年にBBOの山田先生を紹介され、患者さんと共に勉強を兼ねて治療に参加しました。 1ヶ月で症状が和らぎ、3カ月でほとんど症状がなくなり、1年かかり最終補綴を入れました。 その間、初診時からスライドを取っていましたので整理をしたところ、顔の表情、立っている姿勢の変化に驚きました。 (写具1)以来BBOを臨床に応用して咬合と姿勢の関係を勉強しています。 今回の症例も10年前に前歯の蕃美を目的に治療を行い、数年後に顎関節症で来院しました。原因として蕃美に重点をおいて、咬合を軽んじた結果的に顎関節症を引き起こしたと思われます。この症例を私なりにBBOを応用して顎関節症状と姿勢(肩こり、腰痛、頭痛)が良くなった症例を提示します。 〈症例〉 患者さん 88年8月初診 当時十四才女性。 〈主訴〉 前歯2本が出てて色も変わってきたので治したいと来院。(写具2)