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BBOの概念

●歯科的歪みと頻度の高い生体信号(不定愁訴)
顎関節の症状 高血圧、低血圧
首の旋回制限 噛むと疲れる
首のこり、痛み 歯ぎしり、くいしばり
肩のこり、痛み 眼の症状
後頭部のこり 鼻の症状
寝起きが悪い 耳の症状
朝に疲れが残る 咽が弱い、つまる
便秘、下痢 生理痛、生理不順

○ 規格模型の解析
○ X線のマクロ的・ミクロ的診断
○ 生体信号(不定愁訴)の評価
理論
・圧力(重力・大気圧)構造理論
・情報処理システム CRI(クラニアル・リズミック・インパルス)理論
・顎位誘導法(上顎位・下顎位)

咬合の確立方法(咬合の再構成)
・規格模型(診断)の分析
・X線のマクロ的分析(セファロ・パノラマ)
・X線のミクロ的分析(10枚法・12枚法)
・体の信号(姿勢写真と問診表)の分析
・BBOSYSTEMによる診断・設計及び製作
・口腔内装着・顎位誘導法(上顎位・下顎位)咬合採得・調整
・咬合の微調整〜補綴物へ移行
・咬合の微調整

BBOsystemの概論
人体を骨格構造的にバランスの整った生体として診査、設定することを基本的概念とした、咬合の再構成の為のシステムで歯科臨床において生体の機能的、形態的疾患をX線規格写真分析及び姿勢写真により骨格構造を圧力力学的に解読し、更に規格顎模型の分析、生体信号としての不定愁訴の分析等立体的に個々の生体を診査し、より安定した快適な、ここち良い生活活動が行えるような咬合の再構築、並びに診査、設計をするシステマチックな理論と方法です。本システムは三つの基本理論より組み立てられており、臨床においてはそのマクロ的観察分析とミクロ的計測分析により診査、設計のステップが構成されている。

BBOsystemの規格顎模型
  本規格顎模型はハノー咬合器とBBO計測器とテーブルにより顎模型を一定の基準に従ってセットされ、製作された規格模型であり、その特徴は次の如き内容を持っている。

1.本規格顎模型は頭蓋に対し可能な限り再現性のある顎体規格顎模型とすべく、口腔における基準点を採用した。
前方基準点…切歯乳頭最高位及び 
後方基準点…両側ハミュラ−ノッチを計測器に設定し、微調整を行ない模型
   計測とする。

2.本規格顎模型の顎関節に対する左右的位置決めは、前方部=切歯乳頭最 高位(高さ位置の補正あり)、後方部=口蓋正中縫合線及び口蓋小窩の中央をBBOテ−ブル本体の正中線に合わせることにより決定される。

3.本規格顎模型の顎関節に対する前後的位置決めは下顎中切歯コンタクトがおよそボンウイルの三角(一辺がおよそ4Inchの正三角形)の条件を満たす位置にBBOテ−ブル本体の乳頭ピンが設計されており(計測により位置は変わる)近似的な生体の下顎運動を得ることができる。

4.本規格顎模型の顎関節に対する上下的位置決めは、平均値的ではあるが第一大臼歯の高さが生体に近似的である様に側面セファログラムX-Rayの分析に基づいて設計されており、咬合器の上弓面すなわちカンペル平面とおよそ平行な状態に製作される。(顎運動の操作性と上顎前歯の上下的位置より)

5.本規格顎模型の顎関節における前方顆路傾斜角(平均値20度)が得られる様にカンペル平面に対する顎関節規格X−Ray分析に基づいてBBOテ−ブル上面を設計してある。

6.本規格模型の水平に対する位置決めは生体の両外眼窩に対し、ハミュラ−ノッチ部の左右高さを微調整することにより一致させる。(臨床的には両外眼窩を水平にし、上顎前歯歯軸又は切端と模型がー致するように修正、確認診査を行う。)

7.本規格顎模型は切歯乳頭部の骨吸収の度合いにより側面セファログラムX−Ray及び正面セファログラムX一Ray分析に基づいて切歯指導ピンが伸縮する構造での対応により頭蓋に対する前方部の高さの診査がされている。
   即ち矢状面顆路傾斜角の生体に対する咬合器の前方顆路傾斜角が平均値ではあるが補償されている。

8.本規格顎模型は金型マウントプレート=スーパーロックで装着されている為、常に安定した精度の高い着脱が可能である。

9.本規格顎模型はスーパーロックで装着されている為マウントの為の石膏量が少なくその膨張量はごくわずかになる。

臨床上の注意
   計測結果(基準平面)上顎咬合面の左右差が1.5mm以上ある場合は下顎は高い方に偏位する。1.5mm以下の場合には下顎の高さ等他の要素が強いが下顎そのものに問題がある場合が多い。切歯乳頭ピンの前後左右的変化はオルビタールポイントの誤差と同程度であるが上下的マウントの誤差は前方顆路傾斜角に重大な影響を与える。上下的マウントのピンの高さは切歯乳頭部の吸収の度合いによって異なる。見た目での判定基準は第二小臼歯から犬歯の左右の歯頸部を基準にする。
ハミュラーノッチの高さや位置の変化は規格X−Ray分析を行いBBO基準平面と比較しなければ判定できない。本規格顎模型はBBOsystemにて上顎が一定の位置にマウントされる為下顎の模型の高さ(厚み)すなわち下顎前歯切端から規格顎模型ノッチ部までの高さは口腔容積を表すこととなり、咬合高径の目安となる。咬合器付着の際にはMCPで噛み切らないバイトであることが大切でICPであれば現状を現わしたことになる。目安基準としては、上顎前歯部に下顎切端が深く噛み込んでいれば口腔内容積は小さいことになる。反対の場合は容積は大きいことになるが、classの場合は切端は高くなり容積は小さくなる。シーザースは片側の容積は大きく反対側は小さい。これらのことは、気道の容積に関連しているので、口腔内全体で治療することになる。全体的に治療していくと歯は接触しなくなるので咀嚼できなくなる。咀嚼させるにはMCPとICPとの中間の咀嚼位を構成しなければならない。


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