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BBOの概念

口腔内に適合させる医療から口腔内を設計する医療に
上顎位、下顎位の設計(顎位誘導)
・骨格的歪み、骨偏位を生理的に整える
  カイロプラクティック、オステオパシー、整体的に
   (歯科では顎位マッサージ、アジャスト)
・ダイレクトな力を圧力変換機構に変える
・患者の負担、苦痛を少なくして口腔外で計測等で顎位を設定する

顎位の設定(誘導のステップ)
・上顎正中の計測と設定(口蓋縫合正中線の印記)
・下顎正中線及び臼後三角の印記
・規格模型の計測(解析・診断)
・各種X-rayの解析・診断
・不定愁訴要因と関連(診査表との整合性)
・咬合器の操作と設定
・治療の為の診断と治療
・患者へのインホームド・コンセント
・咬合の設計・製作・(補綴物の設計)


下顎位の設計‥・・‥顎位誘導法
生理的な下顎の位置は前記の如く生体信号並びに骨格構造、機能と形態より整体的に(オステオパシー的に)診査設計する。従って咬合調整、補綴製作、矯正による歯列、咬合のレベリング等に於いて咬合採得された下顎位を診査・設計し下顎位を決定する(設計に基づいて咬合器を用いて下顎位を決める=咬合採得を動かす)中心位、筋肉位、嚥下位そしてバイト位生体の嵌合位(咬合位)は頭位(姿勢)にも影響される様に生体の(特に頭頚部、胸部、背部、肩部)局部的緊張、凝り、炎症、疲労、歪みなどにより変位するばかりでなく骨格構造的(下顎枝の長さが左右異なる、上顎骨の高さが左右異なる、側頭骨鱗状縫合のづれ、前頭骨、頬骨、涙骨、蝶形骨縫合の歪み、づれ下顎頭の変形等)要因により大きく変形したり位置異常を示すことが多く見受けられる。従って生体個々の生理的嵌合位(理想咬合位は仮定)は生体の歪みの度合いにより(基質的変化の程度)理想咬合位に近づけるべき診査がなされなければならない。即ち個々の生体の嵌合位はロ腔内の嚥下位のバイトを可能な限り生体
の許容される歪みを修正した位置に下顎位を設計することが最も重要なことである。

参考までに一般に理解されている下顎位の表現を示す。
中心咬合位:CO Ceatric Occlusion=最大嵌合位=咬頭嵌合位
中  心  位:CR Centric Relatioa
筋  肉  位:MP マイオセントリック Muscular Position
嚥  下  位:SP Swallowinng Position of msndible
咬頭嵌合位:I.C.P.Intercuspal position
    習慣性咬合位:I.C.P.Inter caspid Position
  安   静   位:rest position

顎位誘導法
   健康な生体は常に地球の重力に対しバランスが整っており、動的、静的状態に於いても生理的に心地よい機能を営むことができる。しかし、生体の一部が歪み、偏位することは生体本来の生理的な機能を狂わせ痛み、凝り、発熱、不快感、等のいろいろな生体信号を発信する。これを不定愁訴と呼ぶ。BBOの顎位誘導法は骨格及びそれを支持する支持組織の歪み、変位変形或いは偏位を動的、静的にも正しい、快適な機能を営むことができる生体を回復させるために、顎誘導法及び全身の整体(カイロプラクティック、オステオパシー、歯科では顎位マッサージ、アジャスト)を行なうのである。これを顎口腔領域に於ける整体療法(デンタル・カイロプラクテック叉はデンタル・オステオパシー)と呼ぶ。
ヒトの構造の中で固定される部位は基本的には二つである。直立二足歩行するには体位姿勢を保ち重力に逆らう足である。つまり、重力による体重が足を地面や床に固定することになり、左右の足、腰は体重心の位置に大きく関わることになる。足に架かる負荷は頭位姿勢によるが頭位姿勢を固定するのは上下顎の噛み合わせである。歯の噛み合わせは咀嚼運動の終末を固定し、停止する位置を生体に与えるものである。従って噛み合わせの位置は上顎の歯の位置と下顎位が生理的に正しくないと常に周囲組織の緊張を招き、体液循環を阻害したり、筋の付着骨を偏位させ更に変位変形させたりを惹起することになり、生理的に生体を歪ませることになる。

顎位を整える三つの要素
骨格的歪み、偏位を生理的に整える。…X-rey, 規格模型、不定愁訴、姿勢写真を分析し、上下顎位を改善して顎機能を生理的に整える。必要であるならば頭蓋骨調整、頚椎調整、仙骨腸骨関節(仙腸関節)、及び靭帯、筋のリハビリテーション、リラクゼション法、ストレッチ等を行なうことがある。
・、噛み合わせの異常を解除し、生理的な顎運動を回復する。
噛み合わせは顎位の歪み以外に咬合異常や顎運動時の早期接触が生理的歪みを生み出す。
顎位と噛み合わせを正確に計測して再構成を設計し、口腔外で正確に製作する。
BBOsystemに基づいて半調節性咬合器を用いて計測値に顎位をあわせて規格模型を咬合器に付着する下顎模型の付着は生体を生理的、機能的に許容量範囲内で移動し且つ咬合採得材を噛み切らないことを原則とした嚥下位であり、咬合採得材が規格模型に適合しなければならない。生体内では再現性が乏しいため口腔外にて精密に設計、製作する。

従来の咬合の改善方法とBBOsystemの顎位誘導法との違い
・咬合高径の決定 習慣性咬合位のまま‥高い咬合高径を与え徐々に削って決める‥
TRY&TRY方式
BBO 上顎咬合高径、下顎咬合高径を前方部、後方部左右差を別々に診査し設計する。
口腔内では処置をしない。TRYすると顎位反射、歯根膜反射により歪みの解放が行なわれるので、更に咬合採得を行ない口腔外で調整を行ない、口腔内でTRY。
・左右前後的顎位 上下唇小帯の診査、上下中切歯のコンタクト診査、後方部の左右差の概念はない。
BBO 正面、側面、オトガイ頭頂の各セファロX-Rayで頭蓋に対する咬合平面の診査と規格模型による計測と併用による診断
・上顎の咬合の高さ、アンテリアガイダンス、上顎咬合平面の高さ、上顎咬合平面の前後的、左右的傾き、スピ−氏彎曲 上顎の唇に対する出具合、鼻聴導線、定義付けのないカンペル平面、HIP平面(アポリジニアの咬耗咬合)
bbo 第二頸椎(歯突起)を通り後頭骨に入らない咬合平面(個人理想平面)を求め下顎の自由性を阻害しないで且つ、口腔内容積を確保する。そのために切歯乳頭の高さの補正(前歯の高さ診査)、側方セハロでの咬合平面の診査と歯の高さの計測、アングルの分類を考慮した計測診査、及び頚椎の排列、歪みの診査、正面セハロでは頭蓋骨全体の歪み及び正中評価、BBOテ−ブルでの基準面のデーター評価、下顎模型の評価、オルソ・パントモによる筋突起、下顎枝等の評価・具体的なアップライアンス ピポット、咬合斜面板、テンプレート、ミニスプリント、スタビライザ−型、ミシガン型、前歯型スプリントbbo レジンオクルーザルスプリント(平面型、展開角付、不足分補充型)メタルオクルーザルスプリント、プロビジョナル叉はテンポラリースプリント

なぜ咬合再構成を口腔外で行なうか
従来顎機能や咀嚼機能は顎関節を中心に考えられてきたが顎関節は機械の軸や軸受と云う関係ではなく、単なる他の関節と同様な機能器官なのである。機械設計ではその大きさ、機能にもよるが各部品の嵌合が正確でなければ組み立て不可能であり、目的の機能が発揮できない。ヒトは生きて直立二足歩行する動物であるので、許容量や可動性は個人により異なるが大きい。顎関節も同様である。つまり、顎関節に中心を求めていたのでは顎関節症の治療はできない。咀嚼機能を考えると生得性と習得性の二種類あり、歯科で顎関節症状を軽減できるのは、現状の習得性機能を生得性機能に近ずけることであり、歯の噛み合わせを変えることに他ならない。歯の噛み合わせを変えるのに顎が正確に上下運動を繰り返すことができるのであるなら口腔内で調整を
すれば済むことになる。歯の長軸に垂直の圧力が常にかかる訳ではないし、筋肉の緊張や精神的作用が顎位を変えたり、頭位を変えれば顎位も変わり歯にかかる圧力も変わる。つまり、歯には歯根があり、歯槽突起の中に植立して、傾斜し、回転できる様に(許容性・動揺性)なっている。又、口腔内では必然的に目に見えない部分が多い。
又、的確に早期接触部を発見できたにしても上顎歯を削るか下顎歯を削るか判定はできない。BBOシステムでは口腔内の歯の状態を咬合器に移し替えて頭蓋骨の一部として上顎模型の位置ずけがなされ、下顎は噛み切らないバイトで上顎骨に対する筋突起に吊り下げられた状態を再現し、歯の動揺や特定の筋肉の緊張とは関係しない。顎位機能は歯の咬合面に誘導されるが異常機能を再現するのではなく、理想的な歯の位置や咬合面をを再現することができる。アンテリアガイダンス (1級、2級、3級)下顎前方位・後方位、左:強・艮・不足 歯槽骨前倒、後頭部、肩頚腕部、ラテラルガイダンス 右:強・良・不足、歯槽骨の頬側倒 内側・外側翼突筋右・左 左:強・良・不足歯槽骨舌側倒 顎運動と早期接触   早期接触部位  機能と部位、咀嚼筋群、右・左 顎運動とロック構造 歯牙ロック V字歯列 ディープバイト 咀嚼筋群の障害.後頭部、これらのことが的確に判定できる。治療目標も把握できる。


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